Q：130万円の壁って、結局なに？
A：
年収が130万円を超えると、
家族の健康保険の扶養から外れ、
自分で健康保険料と年金保険料を支払う必要が出ることがある、という基準です。
もう少しだけ説明します
配偶者や家族の健康保険に入っている場合、
年収が130万円未満であれば、原則として
自分で健康保険料や年金保険料を支払わずに済みます。
一方で、年収が130万円を超えると、
その健康保険の扶養から外れ、
自分で保険料を支払う必要が生じることがあります。
この切り替わりの目安が、130万円です。
なぜ「壁」と言われるのか
年収が130万円を超えると、
- 収入は増える
- しかし、保険料の支払いが新たに発生する
という変化が同時に起きます。
その結果、
年収は増えているのに、手元に残るお金があまり増えない
と感じることがあります。
まとめ
130万円は、
働き方と健康保険・年金の関係を考えるための目安です。
働き方や家庭の状況によって、判断は変わります。
大切なのは、
「130万円を超えるかどうか」ではなく、
「超えたときに何が変わるのか」を知っておくことだと考えています。
しなと 幸一
（奈良市議会議員）
