ブログ

奈良市議会に戻って1か月——あらためて、原点に立ちかえって

return-to-nara-city-council

7月の奈良市議会議員選挙では、多くのご支援とお力添えをいただき、4年ぶりに議会へ戻ることができました。
この場を借りて、改めて心より御礼申し上げます。

当選から1か月あまりが経ち、議会や地域の現場に立ち戻るなかで、日々感じているのは、やはり奈良市政には「暮らしの現場」に寄り添う視点が何より大切だということです。

📘 県議・地域活動の4年間で得たもの

前回の市議選では立候補を見送り、県市連携を目指して県議に挑戦しました。その後は地域活動にも深く関わらせていただきました。

議会から一歩引いて、外から奈良市を見つめた4年間。
行政の制度や縦割りの壁、そして地域の声が制度の中でこぼれてしまう現実。そういった課題にぶつかりながらも、住民の皆さんと一緒に動いてきた時間は、私にとって大きな財産になりました。

🏡 なぜもう一度、市議会へ戻ったのか

それは、「奈良の暮らしを、もっと良くできる」と確信したからです。
そしてそれを実現するには、やはり現場にいなければならない——そう強く感じたからです。

高齢者の移動手段の確保、子育ての安心、災害への備え。
どれも市民の暮らしの足元に直結するテーマであり、市政だからこそ動かせる部分がたくさんあります。

🔧 いま、取り組みはじめていること

7月の当選以降、すでに以下の分野で取り組みを始めています。

🚌地域交通支援の拡充
鶴舞地区での取り組みをモデルに、住民主体の送迎支援の制度化を検討中です。

👶子育て支援の現場ヒアリング
保育の受け皿不足や病児保育の課題について、現場の声を集めています。

⚡防災と福祉の連携
災害時の要配慮者支援を、地域見守りとどう結びつけるか、課題整理を始めています。

こうしたテーマは、どれも小さな声からスタートしています。
奈良のまちが、誰にとっても「ちゃんと暮らせる場所」であるように、一つひとつ丁寧に進めていきます。

🍀「しなと幸一らしく」

議員として四期目になりますが、スタイルは変わりません。

  1. 派手なことより、地に足のついた実行
  2. 専門用語より、わかりやすく丁寧な説明
  3. 一方通行より、対話のある政治

これまでと同じく、「暮らしの声」に耳を傾けながら、奈良のまちと誠実に向き合っていきます。

📬 最後に

日々のご意見や地域での気づき、なんでも結構です。
市政への声を、どうか遠慮なくお寄せください。

しなとは、議場にいても、地域にいても、みなさんの隣に立ちたいと思っています。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

しなと幸一(奈良市議会議員)

Instagram
PAGE TOP